Part2


流石に多くの芸術家達が愛した「花の都」だけあって、見どころを上げると数限りなくあります。
まずは街の中心地にあるドゥオーモですね。この教会はローマはヴァチカン市国のサンピエトロ寺院のも引けを取らないほどの大きさ、荘厳さ、豪華さを兼ね備えていて、特に正面のファサードの細かさと迫力には圧倒されてしまいます。更にこの教会には「丘のようだ」と形容される大クーポラがあって、ここに登ることも出来ます。ここからの街並みの景観は素晴らしいので是非登ってみて欲しいです。ただ、相当狭い階段を464段も登らなきゃならないんですけどね。
ドゥオーモのすぐ隣に建てられているジョットの鐘楼も秩序正しく荘厳で迫力があります。
その他にはドゥオーモ正面向かいにある、サン・ジョバンニ洗礼堂のブロンズの扉に施された彫刻もすばらしいし、ドゥオーモ裏手のドゥオーモ美術館にあるミケランジェロ作「未完のピエタ像」は、彼が80歳の晩年に完成しえなかった彫刻ですが、その迫力には目を奪われてしまいます。

フィレンツェには数々の有名な美術館と美術品があります。
まずは、あまりにも有名なミケランジェロ作「ダビデ像」のあるアカデミア美術館です。
よく美術の教科書などに写真は載っているので、みなさんも見覚えがあるとは思いますが、実物は4mを越す大きさでスゴイ迫力です。これが一つの大理石の塊から生み出されたとは信じられないほどの完成度と、バランスの良さです。実は高い台の上に展示されているので、裏に回って見ることもできるんですよ。
同じ館内には未完の奴隷像とパレストリーナのピエタ像があって、どちらも未完成とは思えないほどの迫力があって、生命力に溢れていました。いまにも動き出しそうなほどでした。
その他の美術館は後ほど・・・。

その他素晴らしかったモノは、サン・ロレンツォ教会にあるメディチ家礼拝堂の天井のフレスコ画と、ミケランジェロ設計による新聖器室にある「曙」「黄昏」「昼」「夜」の4体の彫刻物、そしてメディチ・リッカルディ宮の礼拝堂にあるゴッツォリ作の「東方三賢王の礼拝」のフレスコ画は、かなり狭い部屋一面に描かれていてスゴイ迫力でした。

更にPart3に続きます。


・色の洪水・
素晴らしいステンドグラスに
目を奪われてしまいます。


・見上げれば…・
スゴイ迫力でフレスコ画が目に
飛び込んできます。


・光と影・
彫刻物は光によって色々な
表情を見せてくれます。


・ダビデ像・
あまりにも有名な
ミケランジェロの作品。


・ダビデのお尻・
実は裏側にも廻って
見ることができるんですよ。


・ピエタ像・
未完成ですが、生命力に
溢れています。


・閉じこめられた奴隷像・
今にも殻を破って動き出し
そうな程の迫力です。

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