1997年10月24日〜27日までの3日間、パレルモの次に滞在しました。パレルモからは国鉄で約9時間の旅でした。朝の6:30頃に電車に乗って、ナポリに着いたのが夕方の4:00過ぎでした。例のごとく、まずは宿探し。今回は中央駅付近のTERMINUS(テルミヌス)というところにしてみたのですが、値段の割に超高級ホテルのごとく、ポーターが荷物を運んでくれました。薄汚いバックパッカーが泊まるようなとこじゃなさそうな感じ。もっと安くて家庭的なホテルを探すんだったな。でも、快適度は満点でしたよ。

町の様子はパレルモと比べてかなり都会で、にぎやかです。中央駅付近とウンベルト1世通りという目抜き通りは結構ゴミゴミしていて、そこから細い路地を入ってゆくとマンション住宅街になっていて、更にゴミゴミしてたりします。 けれど、海側に出ると心地よい風が通って海の水も綺麗で、散歩には絶好のロケーションでした。ここも夜間はうろついている人がかなり怪しいので、あまり出歩かない方がいいですね。
更に海沿いのヌォーボマリーナ通りの辺りもスラム街のようなので、かなり雰囲気が怪しかったです。

食事はガイドブックに載っていたBergantino(ベルガンティーノ)という所とBrandi(ブランディ)というレストランに行ってみました。
 前者ではパスタ入り野菜スープ、スパゲッティポモドーロ、デザートにパイナップルのシャーベットを食べました。特にシャーベットは小さめのパイナップルの実をくりぬいた中にぎっしりと詰め込まれていて、すごくあっさりとしていておいしかったです。次に行ったときはガイドに載っていた、レモンのシャーベットも食べてみたいなぁ。
 後者のレストランは、ピッツァマルゲリータ(トマトとチーズの基本的なピッツァ)の発祥の店だそうで、例に漏れずそいつを頂きました。 直径30cm以上はある、かなり大きなモノですが生地が薄く、あっさりしているので一人でもペロッといってしまえます。ビックリしたのが同じタイミングで席に着いた隣の老夫婦も同じモノを頼んだようなのですが、お互い1枚ずつをボクより早くたいらげてしまってました。推定70歳くらいでした。イタリア人の胃袋恐るべし!!

見どころは、近隣のカプリ島の青の洞窟やポンペイ、エルコラーノの遺跡、その他考古学博物館などの見どころがありますが、暖かい時期にサンタ・ルチア港近辺の海岸沿いをゆっくりと散歩するのが、最高の贅沢かと思います。夕暮れ時の美しさもまた格別ですよ。


・イタリアの花嫁さん2・
ナポリでも結婚式に
出くわしました。


・彫刻の妙技・
一つの大理石の塊から
出来ているとは思えません。


・スパッカ ナポリ・
下町のことをこう呼んで
います。ゴミゴミ。


・ウンベルト1世ガッレリア・
イタリアの建築物のスケール
の大きさたるやスゴイです。


・なんてこったい!・
必死でタイヤ交換している
お兄さんを見付けました。


・コントラスト・
青い空と海にはえる白い
ヨット。そして心地よい風


・エメラルドグリーン・
都会なのに海はこんなに
綺麗でした。


・どいたどいた!・
Brandiのピッツァ職人さん
です。かなり大繁盛でした。

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ポンペイ・
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カプリ島へ