1997年10月22日〜24日までの3日間、ローマの次に滞在しました。ローマからは国内便の飛行機でパレルモ入りし、中央駅近くのSausele(サウセーレ)というホテルに飛び込みで入って、片言の英語で部屋を取ってもらいました。ここのオーナーの奥様はすごく優しそうで気さくな感じの女性で、家庭的な宿でした。

町の様子は地理的にギリシャやエジプトに近いため、建築物や街の人たちは南国ムードを醸し出していました。天気も滞在中はずっと良くて地中海性のカラッとした気候で、散歩をしていてもすごく気持ち良かったです。ただ、夜間はうろついている人がかなり怪しいので、あまり出歩かない方がいいですね。

食事はガイドブックに載っていないピッツェリアに入ってフィットチーネのボロニェーゼを食べたんですがすごくおいしかったですよ。食前のパンがまた絶品でした。その他にはホテル近所の商店でテイクアウトのピッツァと、ジュースを2本注文したら、たったLt5,000(日本円で\350位)だったのにはビックリしました。味の方も結構いけましたよ。やはりイタリアでは食には苦労しないようですね。

見どころはノルマン王宮のパラティーナ礼拝堂で見ることができるモザイクがすばらしいです。870年も前に作られたモノとは思えないほど金色を主体とした鮮やかな色彩に驚かされます。

実はパレルモまで行ったのは訳があって、シチリア島から本土に電車で移動しようとすると、途中で客車を2,3両づつ切り離してそのままフェリーの積んでしまい、海を渡るというのを聞いていて、ぜひそれを体験したかったからなのでした。世界中見てもこんな事するのってここだけじゃないでしょうか?


・イタリアの花嫁さん・
厳格なクリスチャンの結婚式
モデルさんのようでした。


・下町・
地中海性気候なので
日陰はすごく涼しいです。


・停止した過去・
海岸沿いにさびれた遊園地
がありました。


・モダン・
イタリアのポストです。
日本の物とは何かが違います。


・黄金色・
パラティーナ礼拝堂の
すばらしいモザイクです。


・極彩色・
ノルマン王宮はルッジェーロ
王の間のモザイクの壁画です。


・合理化の極み・
客車ごとフェリーに載せて
海を渡ります。

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