ETHOS Design 製 オーバーレブチャンバー ¥-,---

ETHOS Design 製 オーバーレブチャンバーです。ヤフーオークションで中古品を入手した為、通常使用による細かいキズや汚れが気になるところですが、使用には全く問題ありませんでした。
チャンバーの性能については、商品名の通りオーバーレブ特性を重視した高回転型で、エアクリーナー付きでもセッティングが合っていれば12500〜13000rpmあたりまで実用可能です。その代わり中回転域のトルク感が薄く、ストップ&ゴーが続くコースレイアウトであれば、HARC-PRO 製などを装着した車両に比べてコーナー立ち上がりのアクセル開け始めでの加速で劣るところがあります。
材質はボディがステンレスとなっており、鉄製のように錆びてしまうことが無く長期間綺麗な状態を保つことができます。板厚も薄い物が使われているようで、重量はかなり軽くなっています。サイレンサーにはカーボンパイプを使用しており、軽量化に一役買っています。
当初プロアーム用のものと分かって購入したのですが、ステー位置の違いによってそのままでは装着が困難でしたので、当たるところをプラスティックハンマーで凹ませて使用していました。後にまたヤフーオークションで、ガルアーム用のフロントバンク側チャンバーボディの新品が格安で手に入ったので、交換しました。
また、ETHOS Design 製 のチャンバーはフランジとチャンバーボディ接合部分のシーリングに、ゴム製のOリングを使用している為、熱による劣化が早く新品に交換してもすぐに排気漏れを起こしてしまいます。これを改善するために、Jha 製チャンバーのフランジを流用しています。Jha 製はシーリングに金属ガスケットを使用しているので、劣化による排気漏れが少なくなっています。流用に際して金属ガスケットとエキパイ差込口との間に、専用品でないためにクリアランスが生まれてしまうため、そのすき間を埋めるべく鉄パイプから削りだした物をかましています。これで完全に排気漏れを防ぐことができるわけではないですが、液体ガスケット(信越化学工業 KE-45)を塗布して組み込めば、かなりの期間排気漏れを防ぐことができるようになりました。
また、フランジとチャンバーボディの接合にはスプリングを使われているのですが、通常2本で固定している所を4本掛けることによって、排圧によってチャンバーボディが動いてしまわないようにしています。

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