はじめに圧倒的なボリュームのタイヤがあった。
フォルムはオリジナルの主張でこれに応えた。
 スタイリングの決定にあたっては“楽しいライディングの中にインパクトある迫力”を開発テーマに、従来のネイキッドロードスポーツの枠に捕らわれない手法で開発に着手しました。
 第一に、スタイリングの追求の原点がワイドタイヤの採用でした。そして、このワイドタイヤによってもたらされるライディングの楽しさとデザインの外観要素こそ、スタイリングを決定付ける重要なポイントと考え、ここから“足廻りコンシャスなニューバランスデザイン”というHORNETのスタイリングコンセプトが生まれました。
 具体的なデザインワークにあたっては、クラスレスなインパクトと足廻りコンシャスから“ニューバランスデザイン”を創造しました。また今回、250ccとして最適な車格の中にコンパクトなエンジンと力強い足廻り、張り出した部分とくびれた部分がお互いを強調しあうグラマラスなボディを十分に表現するため、従来の手法であるサイドビューのデザインスケッチのみならず、開発当初からダウンビューのスケッチを同時に進行し、徹底したスタイリングの検討を行いました。
 特に、このダウンビューはライダーがバイクに近づいた時の視線であるため徹底的にこだわりました。そしてその雰囲気からネーミングもHORNET−スズメバチに決定。
 モックアップの段階では、手のひらの感触や実際に跨っての感覚で細かな確認を重ねながらシェイプを行い、当初の想像以上のボリューム感とスリムさを実現するデザインを完成させました。
 そして、左右に強く張り出したボリューム感溢れるフューエルタンクから、流れるように絞り込まれたシートラインへのデザインによって足着き性が向上し、テールに向かって強く絞り込まれたリアカウルとその右下面に配置させたアップマフラーによってトルキーレスポンスを強く印象付ける、HORNETならではの機能美を感じさせるデザインとしています。
 これらによってもたらされる抑揚のある外観により、走りのイメージと強烈なインパクトを持ちながらも、機能を最大限に生かしたHORNETならではの「ニューバランスデザイン」が誕生しました。(インターネット記事より引用)




セオリーでいけば、タイヤに合うファットなフォルムで決まりだ。だけど、ビックバイクを造るわけじゃない。出すところ、引くところのメリハリこそ大事だった。

まずダウンビュー(真上からの視点)のデッサンを手がけた。フューエルタンクやリアカウルの抑揚のきいたラインは、この視点でなければイメージできない。サイドビューだけにこだわらない、オリジナルの発想だ。だから名前も「ホーネット(スズメバチ)」と決まった。

新開発のモノバックボーンフレームがなければ、この大胆なアイデアも成り立たなかった。なにしろシートレールが2本のいままで通りのフレームでは、タンクの後ろからシートへとつながる部分やリアカウルエンドの大幅なシェイプはどう考えても不可能だからだ。リアまわりを包み込む新しい形状のリアカウルもこのフレームがあればこその形。

直4マシンのイメージをガラリと変える、アップサイレンサー。トルク特性とサウンドのみならず、リアタイヤをより強調するデザイン的効果も狙った位置だ。

見せかけだけのフォルムじゃない、跨ってほしい、走ってほしい。この造形が走りを楽しむライディングポジションをとるのに効果的ということに気づくはずだ。とくに下半身のフィット感は群を抜いてすばらしい。(カタログ記事より引用)

それはまるでリッターバイクのフィーリング。
想像以上に新しいライディングの楽しさがある。


モノバックボーンフレーム

 ディメンションは、ヘッドパイプ位置を前進させることでフロントの分担荷重を軽減させるとともに、エンジン搭載位置を高くし、ロール方向の力を出すことで、“軽快性と手応え”の基本スペックを決定しました。
 手応えのあるハンドリングを実現させるため、リアのワイドタイヤにマッチした剛性バランスを求めました。具体的には、スイングアーム側の剛性を向上させるとともに、新設計のモノバックボーンフレームを採用したことによるねじれ剛性の向上と、ねじれ中心のポイントを従来よりヘッドパイプセンターに近づけたことによって、しっとり感と安定感を両立した絶妙な剛性バランスとディメンションが得られました。


ブレーキシステム

 制動系は、“ワイドタイヤのグリップ力を最大限に生かした、安定した制動力が得られるブレーキ”をコンセプトに、開発を進めました。
 具体的にはシングル大径フローティングディスクと、高剛性の対向4ポットキャリパーを組み合わせて採用することで、従来にない高油圧レシオが可能となり、レスポンス性とリニアリティの向上を達成するとともに、ディスクプレートの温度変化による熱タフネス性を向上させることで、安定した制動力が得られるブレーキシステムとし、優れた制動フィーリングを実現しています。
 さらにブレーキパッドには、温度変化によるμの安定性が抜群で、あらゆる条件下で安定しかつ高い摩擦特性を得られる、RC45と同タイプのシンタード(焼結)パッドを採用しています。


ワイドラジアルタイヤ

 軽快性と手応えのあるハンドリング、安定感を確保するためビッグバイク専用のラジアルタイヤを選択しました。
 数々のテストの結果、フロント16インチ (130/70ZR16)の軽快性に、リアのワイドタイヤ (180/55ZR17) を組み合わせることによって、従来の250ccクラスにはなかった足廻りとしタイヤグリップに余裕を持たせることで安定感・安心感を実現することが可能となりました。


ライディングポジション

 ライディングポジションは“ワイドタイヤによるビッグバイクの確かな手応えと、250ccクラスの軽快な取り回し性を損なわない自由度の高いポジション”を目標に開発を進めました。
 具体的にはワイドタイヤを操る手応えの、押さえるハンドル位置と、自由度がでるハンドルの絞り角度の最適化を図るため意識的に絞り角をつけない23°に設定。また、下げ角も既存の下げ角よりも起こした設定の14°とし、脇の下を若干開き気味とした自由度の高いライディングポジションとしています。
 シート位置は、極端に絞り込まれたフューエルタンクにフィットし、ステップ位置は、バンクに無理なく荷重を入れられ、かつ疲労を軽減する最適なポジションとしました。
 これらハンドル・シート・ステップの各ポジションは、軽快さとアグレッシブさを両立させた、ライディングの楽しさをイメージできる最適なポジションを設定しました。
(インターネット記事より引用)




スーパーワイドなプロファイルで絶大な接地感とゆとり、そして重厚な乗り味を生み出すフロント&リアタイヤ。

ヘッドパイプからスイングアームピボットまで太い一本の角パイプで結び、タイヤの接地感をライダーへダイレクトに伝達する、新発想モノバックボーンフレーム。

センターフレームを左右から挟み込む、高剛性・別体構造のピボットブラケット。

剛性を高めリアタイヤのグリップ力をさらに引き出す、アルミ製押し出し加工のスイングアーム。

ワイドタイヤの特性を生かしたセッティングのサスペンション。フロントフォークはインナーチュウーブ径41mm、そしてリアクッションには最新の減衰バルブ機構を採用。

前後ともに油圧式のシングルディスクブレーキを採用。フロントは大径フローティングマウントのディスクプレートと4ポットキャリパーで強力なストッピングパワーをスムーズに発揮する。

乗り込むほど味が出る、“リアタイヤに乗る感覚”でトラクションをハダで感じ取れる絶妙のディメンション。
(カタログ記事より引用)

目指したのは太く伸びのあるトルキー・レスポンス。
そして直4ならではの吠えるサウンド。


エンジン

 パワーユニットには、'86年CBR250Fでデビューし9年間で約11万台に搭載された、信頼の水冷・4サイクルDOHC・16バルブ・直列4気筒・249ccエンジンをベースに、市街地での扱い易さに重点を置き、低・中回転域でのトルクを向上させるとともに、さらに吹きあがり感を向上させるため、パワーピークとトルクピークを近づけた、右上がり傾斜の強いトルクカーブを持つ出力特性としました。
 また、意図的に幅の狭いトルクの谷間を設定することで、吹きあがりレスポンスを強調し“トルキーレスポンス”を感じさせる特性としています。


サウンド

 排気管の味付けにあたっては“アイドリングからの心地よい低周波と高回転域での官能的な直列4気筒サウンド”を目標に開発を進めました。具体的には、下記の2点に集約されます。
 アイドリング時や低回転域においては、心地よい太さ感のある低周波サウンドを目標に、従来の3バス構造に対し、膨張室を1室減らした2室構造とすることで、排気管がよりエキゾーストパイプからの排気源音に近く、太さ感のあるサウンドとしています。
 さらに、この太さ感を強調するために、不要な音域をマフラー 内部のレゾネーター室によって排除するととに、マフラー外筒にグラスウールを巻き、高周波を減衰させることで低周波を強調しています。
 中・高回転域においては、回転の上昇とともにパワーの盛り上がりを感じさせる、エキサイティングで官能的な直列4気筒サウンドを目標としました。具体的には、エキゾーストパイプマフラーパイプの管長の最適化によって共鳴効果を図り、これによって回転上昇に伴った排気音質の変化が得られました。
 また、アップマフラーを採用することで、乗車状態における排気音が、ライダーの耳に良く聞こえるようになり、よりエキサイティングなサウンド変化を感じれる排気音としています。
(インターネット記事より引用)




ライダーの意志に鋭く、しかも力強く応える水冷4サイクルDOHC16バルブ直4エンジン。

4連のスラントタイプ・キャブレターから一直線に混合気を吸い込むストレートインテーク。

クランクシャフトから歯車を介して、カムシャフトをダイレクトかつ精密に駆動するカムギアトレーン。

低・中・高の各回転域で最適な点火タイミングを実現する、電子進角方式のフルトランジスタ点火。

独創のレイアウトが長い排気管長を可能とし、トルクフルな体感を生み出す4into1エキゾーストパイプ。

排気管長・径の設定と相まって、サイレンサー内にレゾネーター室を設けて実現した、太い音質で吠える、これぞ直4サウンド。

砂型キャスト風の仕上げを施した、ムーンストーンシルバーメタリックに輝くクランクケースカバー。

バフ仕上げでDOHCらしさを際だたせたカムシャフトカバー。(カタログ記事より引用)

スポーツバイクの楽しさを広く伝えたかった。
見て、乗って、触れる喜びがそこにあるから。

ホワイトパネルに真赤な指針の、大径スピード&タコメーター。

余分な力を抜いて楽に走れ、さらに堂々としたライディングポジションがとれるハイ&ワイドタイプのパイプハンドルバー形状。

モノバックボーンフレームのメリットを最大限に活かし、大腿が当たる部分をスリムにシェイプしたシート形状。停車時にスッと脚が地面にのばせる、良好な足着き性。

座って快適なワイドシート下には、大容量のユーティリティボックスに加え、オプションのUロックを固定できるマウントを装備。

タンデムライダーのためにアルミ製リアグラブバーを装備。

シート背面に収納式の荷掛けフックを装備。

フロント130/70ZR16、リア180/55ZR17の超扁平ワイドサイズのラジアルタイヤ。

新形状のS字断面3本スポーク・アルミ製ワイドリムホイール(リム幅/フロント3.5インチ、リア5.5インチ)。

大容量16Lものガソリンをチャージできるグラマラスなフォルムのフューエルタンク。

バフ仕上げが美しいステンレス製カバー装着のサイレンサー。(カタログ記事より引用)

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